2025/12/29 北海道小樽市の朝里川温泉スキー場で、5歳のお子さんが腕と服を巻き込まれ、窒息により不幸にも命を落とす事故が発生したのは記憶に新しいところです。
こうした事故について考えてみたいと思います。これについて以下の7層で整理してみました。
① 設計・構造 巻き込まれなどの事故の怒らない設計だったのか、安全装置が組み込まれていたのか
② 保守・点検 検査されて正常に稼働していたのか
③ 利用・運用 正常な利用方法だったか、係員は監視していたのか
④ 検知・停止 安全装置は稼働したのか、係員は速やかに停止したのか
⑤ 認知・初動 事故は速やかに認知されたのか、救護は速やかに行われたのか
⑥ 救急・医療 応急処置は適切に行われたのか 医療機関への通報搬送は滞りなく行われたのか
⑦ 学習・再発防止 原因は特定され、再発防止されたのか
①から③が事故を起こさないためのこと
④から⑥が起きたときに事故を最小化するためのことです。
事故が起きないためには物理的に起こらなくすることと、確率を下げることが必要です。
物理的に起こらないために最強なのが、この例で言えば、ベルトコンベアーを使わないことです。
使わないで済むならその危機を使わなければその機器で事故は起きません。ただこれは不便を受忍せよではなく、より安全な代替手段を考えろ、という前向きな理解をしてください。
もうひとつが事故が起きることが物理的に起こらない設計を目指すということです。開口部がなければ落ちません。隙間がなければ挟まりません。
確率を下げるにはどうしたらいいでしょう。先程隙間がなければ挟まりませんと書きましたが、機械ですから隙間は必ずあります。100箇所ある挟み込みじ事故の可能性ある箇所が100箇所あれば、それを10箇所にすることで、確率を下げるのです。
こうしたことの組み合わせでより事故の起きない装置になります。